リマーケティング広告を利用した効果的なウェブマーケティング方法とは

2021.04.03

パソコンを見る男性

リマーケティング広告とはオンライン上に表示される広告で、一度自身のウェブサイトにアクセスしたユーザーに対しその後彼らが他のウェブサイトを見ている時にも繰り返し広告を出すという仕組みになっています。

パソコンやスマートフォンをチェックしているとなぜか同じ広告が繰り返し出てくることはないでしょうか?それがリマーケティング広告です。

広告を何度も消費者に見せることによってウェブサイトへの再度アクセスが増え、サービスや商品の購入に繋がることが期待されます。

今回は、ウェブマーケティングに欠かせないツールの1つであるリマーケティング広告について紹介します。

リマーケティングとは?

リマーケティングとはGoogleが提供する広告サービス名です。

広告主のウェブサイトにアクセスしたことがあるユーザーに向けてディスプレイ広告をユーザー別にカスタマイズして表示してくれます。

リマーケティング広告はなぜ効果的なのか?

リマーケティング広告を利用することによって、広告のクリック数とROI(投資収益率)を向上させることができます。

初めてウェブサイトにアクセスした消費者がそのままサービスや商品を購入することは少なく、ほとんどの人がそのままページを離れています。

例えば新しい電化製品を購入したい場合、1つの店にだけ行ってすぐに購入を決めるという人は少ないと思います。

消費者は各家電製品店のウェブサイトで商品の値段や品質の比較を前持って行い、さらに店舗に足を運び実際に商品を自分の目で確認、一度家に帰ってよく考えてから決めるなど購入までには時間がかかります。

しかし、一度ウェブサイトにアクセスした消費者はそのビジネスのサービスや商品に興味を持っていると思われるため、その消費者に再度広告を表示しアプローチすることで購入に繋がりやすくなります。

リマーケティング広告のクリック率、コンバージョン率(ウェブサイトにアクセスした消費者のうち商品の購入など自身の意図した行動を行った消費者の数を表す数値)は通常のディスプレイ広告よりも2、3倍高くなっています。

リマーケティング広告のクリック率、コンバージョン率
出典 : https://www.wordstream.com/google-remarketing

消費者がサービスや商品に対しての情報が欲しい、購入を検討している時に各消費者の目的に合った広告が表示されるためクリック率が上がりやすくなります。

また、特定の消費者にターゲットを絞って広告を出しているため、大勢一般に向けた広告よりも購入などコンバージョン率も高くなりやすいです。

リマーケティング広告利用で広告費用をカット

リマーケティング広告の作成は容易で、さらに何度でも広告を繰り返し表示することができるので費用を抑えて広告を表示することができます。

WordStreamというアメリカの代理広告店のデータによるとライバルが多い業界の場合、検索広告を利用すると1回のクリックで数ドル以上の費用がかかることもあります。

ただし、これは単なる平均値であり、一部のキーワードは1クリックあたり50ドルほどかかることもあります。

それとは対照的にディスプレイ広告を利用する場合、広告費用は1クリック検索広告の半額以下で済ませることが可能です。

クリックにかかる費用図
出典 : https://www.wordstream.com/google-remarketing

検索広告の方が高いコンバージョン率を得る可能性もありますが、その分広告費用もかかるためあまり多くの利益が出ないこともあります。

よって、リマーケティング広告の方が高い投資収益率を見込める可能性があります。

リマーケティング広告の活用例

リマーケティング広告を効果的に利用しているビジネスの例を紹介します。

BEST BUY

BEST BUYはアメリカが拠点の世界最大の電気量販店です。

途中でウェブサイトを離れた消費者にまだ購入されていない商品がショッピングカートにあることを思い出させるためにリマーケティング広告を利用しています。

あるレポートによると88%の消費者が購入手続きを完了する前にページを離れていると言われているため、消費者に商品の購入を思い出させることで購入に繋がる可能性が高くなります。(https://www.forrester.com/report/Understanding+Shopping+Cart+Abandonment/-/E-RES56827?objectid=RES56827)

Bestbuy広告
出典 : https://blog.incisive-edge.com/blog/best-remarketing-banners-examples

リマーケティング広告をB2Cマーケティングに利用している例になります。

この広告は特に個別にカスタマイズされているわけではありませんが、客に商品の購入を意識させ、ショッピングカートに商品を入れたまま放置するのを防いでくれます。

Expedia

日本でも利用者の多いExpediaはアメリカが拠点の旅券やホテルの予約ができるオンライン旅行会社です。

インバウンドマーケティングにおいて消費者に早く購入をする必要があると感じさせることは大切です。

Expediaはリマーケティング広告を利用し、消費者の購入活動を活発にすることを狙っています。

Expedia広告
出典 : https://blog.incisive-edge.com/blog/best-remarketing-banners-examples

このリマーケティング広告を利用することによって、Expediaは消費者にいい部屋が無くなってしまったらどうしようという気持ちにさせたり、最後のお得な50%オフセール情報をウェブサイトにアクセスしたことがある消費者に定期的に配信しその場で購入したくなるような気持ちにさせたりしています。

消費者の衝動的な購入を促すのにもリマーケティング広告は効果的です。

SHOPBOP

SHOPBOPはアメリカ発祥の女性向けアパレルのオンラインストアです。

SHOPBOPはリマーケティング広告に合わせてダイナミック広告(特定の商品の写真や値段が細かく表示される動的な広告)も利用しており、各消費者に合わせて彼らがウェブサイトで閲覧した商品のみだけをカスタマイズした広告を表示しています。

SHOPBOP広告
出典 : https://blog.incisive-edge.com/blog/best-remarketing-banners-examples

消費者が何気なく他のウェブサイトを見ているときに彼らがチェックした特定の商品のみを動的に表示することによって購入活動を促します。

さらにとても効果的なのが同時に割引コードと共に表示することで消費者の気を引き、クリック率が上がり購入へ繋がりやすくなります。

まとめ

リマーケティング広告は様々なビジネスやそのキャンペーン活動に利用することができ、上手くいくと他の広告よりも費用を抑えていい結果を出すことができます。

リマーケティング広告を利用し一度ウェブサイトにアクセスした消費者に対し、その後も繰り返しアプローチを行うことでコンバージョン率の向上に繋がります。